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赤ちゃんの鼻づまりが続くときは?原因と受診の目安をわかりやすく解説

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赤ちゃんの鼻づまりの原因とは

赤ちゃんの鼻づまりによる「呼吸がしづらそう」「眠れない」「ミルクを飲みにくそう」といった様子が見られると、保護者の方にとっては大きな不安になります。
赤ちゃんは鼻の通り道がとても細く、わずかな刺激や分泌物でも鼻づまりを起こしやすいのが特徴です。
ここでは、実際に外来でよく見られる鼻づまりの主な原因について解説します。

かぜの引き始め

赤ちゃんの鼻づまりで最も多い原因が、かぜの初期症状です。
かぜをひき始めると、鼻の粘膜が腫れ、透明〜白っぽい鼻水が出やすくなります。
この段階では熱が出ていないことも多く、「鼻が詰まっているだけ」に見えるため、様子を見られるご家庭も少なくありません。
ただし、赤ちゃんは鼻呼吸が中心のため、鼻づまりが続くと授乳がうまくできない・眠りが浅くなるといった影響が出ることがあります。
鼻づまり以外に咳や発熱が出てきた場合は、かぜが進行している可能性も考えられます。
※乳児のRSウイルス等のかぜでは、発熱を伴わずに咳、鼻水が重症化する場合もあるので注意が必要です。

乾燥によるもの

室内の空気が乾燥していると、赤ちゃんの鼻の粘膜が刺激を受けやすくなり、鼻水が粘ついて詰まりやすくなります。
特に冬場や、エアコン・暖房を長時間使用している環境では、鼻の中が乾燥しやすく、鼻づまりが起こりやすくなります。

アレルギー反応

一般的に乳児期は卵などの食物アレルギーが主で、ダニ、ハウスダスト、花粉などの吸入抗原に対するアレルギーは2,3歳以後に顕在化してきます。
しかし、ごくまれにアレルギーによる鼻づまりを起こすこともあります。
アレルギーが原因の場合、

・透明な鼻水が続く
・くしゃみを繰り返す
・特定の場所や時間帯で症状が強くなる

といった特徴が見られることがあります。

鼻の粘膜の炎症

かぜや乾燥、アレルギーなどがきっかけとなり、鼻の中の粘膜が炎症を起こしている状態でも鼻づまりは起こります。
炎症が続くと、鼻の中が腫れて空気の通り道が狭くなり、少量の鼻水でも詰まりやすくなります。

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赤ちゃんの鼻づまりでこのような症状が出たら注意が必要

咳や発熱を伴う場合

鼻づまりに加えて咳や発熱がある場合、かぜなどの感染症が関係していることがあります。
赤ちゃんは体調の変化が早く、軽い鼻症状から一気に咳が強くなったり、熱が出てぐったりしたりすることもあります。
次のような様子があれば、早めに受診を検討してください。

・咳が増えてきた/咳込みで眠れない
・発熱がある、または熱が上がってきている
・息が速い、胸がへこむように見えるなど、呼吸がいつもより苦しそう
・機嫌が悪く、ぐったりしている

特に月齢が低い赤ちゃんほど、症状が軽そうに見えても注意が必要です。

鼻づまりが数日間続く場合

鼻づまりが数日続くと、鼻の中の粘膜が腫れた状態が長引いたり、鼻水が粘ついて詰まりやすくなったりして、改善しにくくなることがあります。
次のような経過が見られる場合は、受診の目安になります。

・数日たっても鼻づまりが変わらない、むしろ強くなっている
・透明な鼻水が続き、吸ってもすぐ詰まる
・鼻水の色が黄色〜緑色っぽく変わってきた
・夜間だけでなく日中も苦しそう

鼻づまりが長引く背景には、かぜの遷延だけでなく、乾燥・ハウスダストなどの環境要因や炎症が関係していることもあります。

食事や睡眠に支障がある場合

赤ちゃんにとって、鼻づまりで特に困るのがミルク・授乳がうまくできないことと、眠れないことです。
鼻呼吸がしづらいと、飲むことと呼吸を同時に行いにくくなり、途中で泣いてしまったり、飲む量が減ったりすることがあります。
次のような状況は、受診を検討したいサインです。

・授乳やミルクの途中で苦しそうに離してしまう
・飲む量が明らかに減った/いつもより飲めない
・寝つけない、夜中に何度も起きる
・眠っていても鼻が詰まって呼吸音が苦しそう
・口呼吸が増えて、乾いた咳や喉の違和感が出ているように見える

食事量や睡眠が崩れると、体力が落ちて回復が遅れやすくなることもあります。

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赤ちゃんの鼻づまりを家庭で対処する方法

赤ちゃんの鼻づまりは、原因によっては家庭でのケアで楽になることがあります。
ただし、赤ちゃんは自分で鼻をかめず、鼻の通り道も細いため、対処のポイントは「やりすぎないこと」と「安全に行うこと」です。
ここでは、家庭で実践しやすい対処法を3つに絞って解説します。

鼻吸引器

鼻づまり対策として即効性が出やすいのが、鼻吸引器です。
鼻水や分泌物がたまっている場合、吸引することで呼吸がしやすくなり、授乳や睡眠が安定することがあります。

使うタイミングの目安

・飲みにくさを軽減しやすい授乳・ミルクの前
・寝つきや夜間の呼吸が楽になりやすい寝る前
・鼻水が奥でゴロゴロしているように感じるとき

安全に使うポイント

・先端を強く押し込まず、鼻の入口付近で吸うイメージで行う
・粘膜を刺激して腫れやすくなるため、何度も繰り返し吸いすぎない
・片側ずつ短時間で終える
・使用後は器具を洗浄・乾燥して清潔に保つ

吸引してもすぐに詰まる、鼻水が粘ついて取れない、嫌がって強く泣く場合は無理に続けないことも大切です。

部屋の加湿

乾燥した空気は、鼻の粘膜を刺激し、鼻水が粘ついて詰まりやすくなる原因になります。
加湿は、鼻づまりの悪化を防ぎ、呼吸のしやすさにつながる基本的なケアです。

加湿のポイント

・加湿器を使用する場合は、適度な湿度を保つ
・タオルを室内に干す、洗面器にお湯を張るなどでも加湿効果は期待できます
・エアコン使用時は乾燥しやすいため、加湿を併用する

注意したい点

・加湿器はカビや雑菌の温床になりやすいので、こまめな手入れが重要
・湿度が高すぎるとダニ・カビが増えやすく、アレルギーが疑われる場合は逆効果になることもあります

「夜間や寝起きに鼻づまりが強い」「室内が乾燥している」と感じるご家庭では、まず環境を整えるだけでも楽になるケースがあります。

頭を少し高くして寝かせる

鼻づまりで寝苦しそうなときは、頭を少し高くすることで鼻の通りが楽になることがあります。
横になると鼻の粘膜がうっ血し、詰まりが強く感じられることがあるためです。

取り入れ方の例

・バスタオルを折りたたみ、敷布団やマットの下に入れて上半身がわずかに高くなるよう調整する
・赤ちゃんを少し落ち着かせてから寝かせる

やってはいけないポイント

・首が不自然に曲がりやすいため、枕で頭だけを高くしない
・角度をつけすぎない(苦しそうに見える場合は元に戻す)

寝かせ方の工夫は「症状を和らげる補助」として有効ですが、呼吸が苦しそう、眠れない状態が続く、授乳量が落ちる場合は、家庭ケアだけで抱え込まずにご相談ください。

赤ちゃん

赤ちゃんの鼻づまりでお悩みの方は安佐南区の小児科「しみずこどもクリニック」へ

赤ちゃんの鼻づまりは、軽い症状に見えても「呼吸が苦しそう」「ミルクを飲みにくい」「眠れない」など、日常生活に影響が出やすい症状です。
特に月齢の低い赤ちゃんでは、保護者の方が判断に迷われることも少なくありません。
しみずこどもクリニックでは、赤ちゃんの小さな変化にも目を向けながら、鼻づまりの原因や現在の状態を丁寧に確認し、必要に応じた対応を行っています。
安佐南区周辺で、赤ちゃんの鼻づまりにお困りの際は、しみずこどもクリニックへお気軽にご相談ください。