ハウスダストについて
様々なアレルギーの中で、住環境や生活スタイルの変化によるハウスダストが原因のアレルギーが増加傾向にあります。お子さまのハウスダストアレルギーにお悩みの方も多いのではないでしょうか。
ハウスダストとは
埃の中でも肉眼では見えにくいものをハウスダストと呼び、カビや細菌、ダニの死がいやフン、衣類の繊維クズ、花粉、たばこの煙やペットの毛など様々なものがあります。
煙や排気ガスもハウスダストアレルギーの発生源となることがあります。外出時に服や靴についた土ぼこりを家のに持ち込んだり、開けた窓から風とともに花粉が入り込んだりすることで症状を引き起こしてしまうことがあります。
直接目に見えないハウスダストは、一般家庭の年間平均値として1gのホコリの中に、ダニ→約2000匹、カビ→約3万個、細菌→約800万個が検出されたという調査結果もあります。
ハウスダストアレルギー
どれだけきれいに掃除をしていても、アレルギー体質がある方はハウスダストアレルギーを発症することがあります。
ハウスダストによって引き起こされる症状は、花粉と違って通年性の鼻炎、結膜炎、アトピー性皮膚炎、気管支ぜんそくなどです。 鼻水や咳、目のかゆみといったアレルギー症状は、できる範囲でコントロールすることを考えていくことが大切です。症状がなかなか改善されない、ひどくなっている場合はかかりつけ医に相談してみましょう。
当院では小児の一般診療をはじめ、喘息やお肌のトラブルなどのアレルギーに関する相談や治療をはじめ、乳幼児健診、予防接種にも対応しております。