子どもの病気のサイン
年齢が幼いほど、周囲に体調の変化をうまく伝えることはできません。我慢してしまう子もいるため、周囲が気付いてあげることが子どもの体調不良の早期発見につながります。 「なんだか、いつもとちがうな???」が入口です。
サイン…
一緒に過ごしていて、いつもに比べて静かだな?おとなしいな? 食事のスピードがいつも違うな?お腹が空いているはずなのに、あまり食べたがらない? ぐずってなかなか寝付けない・・・ あやしてもなかなか泣き止まない・・・ こんなことを感じるとき時は、お子さま自身が体調の変化を感じている時かもしれません。少し気にかけて観察が必要になってきます。 あわてないで、 まずは顔を見て表情は? 体に触って、熱くないか?冷たくないか?顔色、お肌の色は? 息づかいがいつもに比べて早い?いつもと違う音がする?
ちょっとした観察や気づきが、小児科を受診された際に重要な情報になります。
息づかいがいつもと違う
お子さんが、ゼェゼェと苦しそうな息づかいの時はすぐに小児科を受診しましょう。 気づかないうちに発熱しているときは、ハァハァと口で早い呼吸になっていることが多いです。
ひっかき傷
腕や足、お腹や背中にかきむしったような傷がある場合、お肌にトラブルがある可能性があります。小児科や皮膚科で診察を受けることをお勧めします。
泣き止まない
まだ言葉の話せない赤ちゃんや、うまく言いたいことを伝えられない幼い子どもは不快を泣くことで訴えます。おむつを替えても食事を与えても泣き止まない。そんな時は体に異変を感じているかもしれません。 長時間泣き止まない、一定の周期で激しく泣く、また、顔色の悪さを伴うときは早めにかかりつけに相談しましょう。
インターネットでの検索について
インターネット検索ではさまざまな情報が瞬時に得られます。情報化社会である現代、情報が氾濫しすぎて間違った情報も紛れ込んでいる可能性もあります。出処がしっかりしていて、信頼できる情報を選ぶようにしましょう。また、子どもの健康に関することで、根拠のない情報は危険です。一度は小児科の医師への相談をお勧めします。