子どもの睡眠
睡眠は人間にとってとても大切なものです。特に育ち盛りの子どもには十分な睡眠が必要になります。
脳の発達
睡眠により、脳は記憶の整理をします。子どもの脳には毎日新鮮な知識や情報が入ってきます。それらを整理し、脳を成長発達させるのが睡眠です。 子どもの睡眠は深くて長いという特徴を持ち、一度寝付けば自然と質の良い睡眠がとれてるといわれています。長く睡眠をとることにより、体を成長させるノンレム睡眠と、脳を発達させるレム睡眠とを繰り返すことで成長発達を促しています。
体の休息
一日中、走りまわったりして疲れ切った体を休めるのに睡眠は不可欠です。体を成長させるためには 筋肉をつけるために動くこと、しっかり休んで体力を蓄えることの両方のバランスが大切です。特に入眠後3時間頃のノンレム睡眠時に、たくさんの成長ホルモンが分泌されるといわれています。 もし、頻繁に覚醒してしまうようであれば注意が必要です。
睡眠不足
子どもが睡眠不足になってしまうと・・・思考力・記憶力が十分に働かず日中ぼーっとしたり、体のだるさが抜けずに引きこもりがちになってしまったすることがあります。また、ストレスがたまりやすくイライラし切れやすくなったり、うつ病へ発展したりする可能性が高くなってきます。
睡眠を上手にとる
子どもが十分な睡眠をとるために大切なことは体内時計を作る事です。 朝は一定の時間に起きて太陽の陽を浴びさせる。決まった時間の食事や就寝を心掛けることも重要です。 また、眠るときの部屋が明るいと、睡眠を誘導するメラトニンの分泌が十分でなくなり寝つきが悪くなったり眠りが浅くなったりします。子どもが健やかに育つよう、睡眠時の環境にも配慮しましょう。